表、票、書

学校の学期末、終業式の日に子どもが持って帰ってくる、成績がつけられた気になるあれ、なんて呼びます?

通信簿? 通知表??

私は「通知表」と呼んでました。世代によって「通信簿」とか「通知簿」とか呼ぶ方もいるかも知れません。

ただ、先日、「通知票」と呼んでいる人を見かけたのです。

「通知表」「通知票」、どちらも「つうちひょう」ですから耳で聞く分には問題ないのですが、漢字で書くとちょっとニュアンスが違ってきますよね。

どっちで書くのかやはり迷う方がいるようで、Yahoo知恵袋などで質問している方もいらっしゃるようです。「表」「票」に加えて「書」はどういう時に使うの? その違いは? みたいな質問です。

「票」という字は、「西」と「示」に分解できますが、この「西」の部分は「にし」ではなくて、人の頭を手で持っている形なのだそうです。

そして下の「示」は「しめす」ではなくて、「火」が変化したもの。

つまり、人の頭を手で持って、火であぶっている形です。恐すぎ。。。

実際、手で持って焼くことはできないでしょうから、いわゆる火葬の様子を表したもので、その時に火の粉が舞い上がることを意味するようです。そこから揺れ動くとか、舞い上がるとか、すばやいという意味に変化したようです。

さんずいを付ければ「漂」、ただようという意味になりますし、風がつけば「飄」、つむじ風とか風に舞い上がる意味になります。

なので、「票」はひらひらしたものというニュアンスを感じるわけです。「投票」というと、小さな紙切れに候補者の名前を記載して、箱に入れることですよね。だから「通知票」というと、成績を小さな紙切れに書き付けて渡されるようなイメージを覚えてしまいます。

「表」は、年表というように、事柄を整理して、分かりやすく記載したものです。「通知表」って、各科目の得点が表形式になっていますよね。

「通知表」のことを「通知書」という人はいないかと思います。むしろ何かのお知らせをもらったとき、その書面に「通知書」と書いてありそうです。紙切れ一枚のこともありそうですが、「契約書」とか「文書」となると、そこそこボリュームがあるものも含みそうですね。

というわけで、私はやっぱり「通知表」派っていうお話でした。

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